多種多様のスポンサーで成り立っているF1運営、スポンサーでその時代の背景がよくわかります。
今回はコース上にあり、目につくスポンサーがどのような会社かを、調べてみました。
昔は、日本に馴染みがある会社が多くロゴを見ると知っっている会社が多かったように思いますが、最近はロゴを見るだけでどのような会社かわからない企業も増えてきています。何社ご存知かご確認ください。
aramco
Aramco(アラムコ)は、サウジアラビアの国営石油会社であり、世界最大の石油会社の一つです。1933年に設立され、現在はサウジアラビア政府の所有・管理下にあります。アラムコは、原油採掘、製油、石油製品の販売、天然ガスの生産、石油化学製品の製造など、石油・エネルギー関連の事業を幅広く展開しています。
コースがバーレーンという事で隣国の企業となります。石油マネーの勢いはすごいですね。
中東では、グランプリ数も増えているし豪華絢爛なイベントは注目です。
国 | サウジアラビア |
業種 | 石油 |
Rolex
スイスの高級腕時計ブランドであり、世界的に有名な時計メーカーの一つです。Rolexは、1905年にハンス・ウィルスドルフ(Hans Wilsdorf)とアルフレッド・デイビス(Alfred Davis)によってロンドンで創業されました。
昔からF1をサポートしているロレックス。F1のスポンサーといえば高級時計ですね。
2013年からF1のオフィシャルタイムキーパーとしての契約が続いています。
国 | スイス |
業種 | 時計メーカー |
MSC
スイスに本拠を置く世界的な貨物船会社であり、コンテナ輸送やクルーズ事業などを行っています。MSCは、1970年にジャン・サウヴァジ(Gianluigi Aponte)によって設立され、現在はグローバルなネットワークを持ち、世界中で活動しています。
船舶会社ということで、世界中に顧客がいるので、グローバルスポーツのF1にはピッタリのスポンサーですね。
日本では馴染みが薄いかもしれませんが、旅行好きの方で地中海クルーズなど体験した人にはお馴染みのメーカーかもしれません。
国 | スイス |
業種 | 貨物船会社 |
DHL
ドイツ発の国際物流企業であり、世界最大規模の物流会社の一つです。1969年にドイツの三大航空会社の一つであるLufthansaが設立した「DHL」は、当初はドア・トゥ・ドアの文書配送サービスを提供していましたが、その後、急速に国際物流サービスの分野に進出し、現在では世界220以上の国・地域で事業を展開しています。
国際物流ということで、F1の運搬とかにも利用されている会社ですよね。
昔F1にもフットワークという物流業の会社がF1チームを持っていた時代もありました。
国 | ドイツ |
業種 | 物流業 |
Salesforce
クラウド型の顧客管理システム(CRM)を提供するアメリカ合衆国の企業です。1999年に創業され、顧客との関係を強化するためのソリューションを提供することで急速に成長し、現在では世界中で利用されています。
Salesforceの主力製品であるSalesforce CRMは、企業が顧客情報を統合的に管理するためのクラウドベースのシステムで、営業、マーケティング、カスタマーサービスなどの業務に必要な機能を提供しています。また、Salesforceは、多様な業種に対応した専用のCRMも提供しており、金融、ヘルスケア、製造業などの業界向けのCRMも展開しています。
日本でも大企業などでは、導入されている会社が多いのでは無いのでしょうか?顧客管理もデジタルで管理し効率化を行う上で必須システムのトップランナーです。
国 | アメリカ |
業種 | ソフトウエア(CRM) |
AWS
アマゾン・ドット・コム社が提供するクラウドコンピューティングサービスの総称です。2006年にサービスを開始し、現在では世界中で広く利用されています。
AWSは、インフラストラクチャーやプラットフォームなどのITリソースを、必要な分だけ必要な時に必要なだけ使えるように提供しています。主なサービスには、仮想サーバーを提供するEC2、オブジェクトストレージを提供するS3、データベースを提供するRDSなどがあります。
AmazonといえばECや本といったイメージですが、IT関連ではAWSはクラウドサーバーとしてはトップシェアを誇っています。
F1でもデータ分析やコンピューターシミュレーションなどの様々な分野で使用されており見てる側にも色々と情報を与えてくれます。
国 | アメリカ |
業種 | ソフトウエア |
crypto.com
仮想通貨取引や決済サービス、カード発行などを提供するシンガポールの企業です。2016年に設立され、世界中で多くのユーザーを獲得しています。
Crypto.comの主力製品は、仮想通貨取引プラットフォームです。主要な仮想通貨の取引に対応しており、プロ向けの高度なトレーディング機能も提供しています。また、Crypto.comは、仮想通貨の決済サービスも提供しており、ビジネスや個人が仮想通貨を利用して支払いを行うことができます。
今勢いある仮想通貨関連の会社です。こういったトレンドの勢いある業種もF1は広告の中で注目される存在です。
一昔前はタバコのスポンサーで溢れかえっていましたね。
国 | シンガポール |
業種 | 仮想通貨取引 |
以上、バーレーンテストを見ていて気になったコース上のスポンサーです。